介護職の転職体験談

介護職の転職失敗例

30代の女性が介護職で経験した、転職の失敗例を紹介します。この方は、介護資格を活かせる特別養護老人ホームで5年間勤務して、日常の介護や新人教育も任されていました。夜勤も多かったため、その分給料面は問題ありませんでしたが、体力の限界や精神的にも辛さを感じるようになり転職を考えました。
そこで転職先を見つけるために、ハローワークを利用しました。介護福祉士の資格があったため、すぐに転職先を紹介してもらえました。夜勤がなく介護レベルが比較的軽めの利用者の多いデイサービス施設を選びました。転職後は日勤のみでしたが、新人教育が徹底されていませんでした。全く経験のないことを、次々と任せてしまう現状があったのです。そこから、施設の職員に対するサポート体制に疑問を持ち始めました。また、上司の都合が優先される体制にも不満がありました。このような悩みや不満などを話せる職場環境がないことから、転職は失敗したと思ったのです。
この経験から言えることがあります。転職に失敗しないようにするには、事前に施設見学へ行くことです。介護職は、それぞれの職場で仕事内容も異なります。転職する場合には、周囲に意見を求めるなど事前のリサーチをして施設の情報を集めておくことが大切です。

介護業界への転職成功例

20代の女性のケースです。販売関連の仕事をしながら将来について考えた時、やりがいがある仕事に就きたいと思うようになりました。そこで行き着いたのが、介護の仕事でした。介護職ができる職場を見つけるために、転職活動を始めました。しかし、老健、特養、グループホーム、デイサービスなどの違いが分からず、転職先を決められない状況でした。
その際、気軽に相談から始められる転職エージェントへ登録してみることにしました。転職エージェントに登録すると、施設ごとの違いや仕事内容を丁寧に教えてくれました。面接等の日程調整もスムーズに対応してもらえたので、不安が解消されました。面接では、気になっていることを全て伝え、やる気をアピールできました。転職エージェントの担当者は、事前に面接時に聞かれることを予想しながら打ち合わせをしてくれるので、よりイメージしやすく安心ができました。面接対策のアドバイスも十分でした。無事転職した今は、資格取得を目指して勉強の日々。介護職への転職は、ステップアップするためのモチベーションアップにつながったのです。

情報収集が転職成功のコツ

介護職への転職を考えている場合に、大切なことは情報を集めることです。その業界に精通している方に話を聞くことも、大事なことです。そして、一般的な求人情報から転職先を探す場合、好条件しか書かれておらず内情は分かりません。その場合は、転職エージェントへ登録して、施設の特徴や仕事内容をしっかり調べておきましょう。介護業界は人材不足のため、比較的転職者を受け入れやすい状況でもあります。
介護業界への転職成功のコツは、転職エージェントを上手く利用することです。ポイントは、登録が無料なことや仕事内容を熟知した上で面接に行ける点です。介護職で仕事を探す際は、ハローワーク以外にも介護職に特化した転職エージェントへ相談することもおすすめです。